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速報!

吉村 志保選手 '04年度ジュニアパンパシフィック大会日本代表決定!

スケ:
12/21出発→ハワイ(マウイ島)
12/22現地合宿
 1/6~1/9大会
 1/11帰国

ジュニアパンパック:
環太平洋のU18が集う、ジュニアの最高レベルの大会。
USA,AUS,NZ,CHN,JPN等の国々から強豪が揃う。自身4回目のジュニア遠征は快挙。

詳細はおって連絡します。 日水連国際大会サイト

「経験則」はどーなったんだ!ごめんくさい。いそがCレベルなんでカミングスーン。


11/26更新
「経験則、11月号」業界初?、ネットで検索、競泳の勉強。初めての方は04.10月号からお読みくださいね。

11月号「経験則」目次
心技体知鍛食休
・ミーティングの大切さ(ミーティングのポイントは、受講者の”目の輝き”)
・陸トレ(Dryland)。基礎体力の大切さ、陸上で体が動かせますか。
・資格を取ろう!
・出会いは不思議、でも必然。
・グッドストロークの大切さ(1週間で1種目づつ矯正、ジュニアに専門種目は必要か)

以下予定(未記入分は来月へ繰越されますー。)
・選手、保護者とのコミュニケーションの大切さ(コーチ・選手・保護者、3者のバランス)
・わくわくする練習メニューの組み方。



11/8
たくさんのアクセスありがとうございます。最近はいろんな方とお会いしております。医療関係の先生やNPO法人で
スポーツに携わっておられる方等々。たくさんの方からたくさんのことを吸収男児で行きまっせー。

じゃー先月号からの続きスタート。

心技体知鍛食休こころ・わざ・からだのバランスと、きたえ・たべ・やすむことのバランス、そしてしること)
日めくりにもあるように、上記の七つの言葉が成長へのキーワードになると考えます。
知はね、某FJMR先生に教えてもらったの。

まず一つのトライアングルは、心(こころ、きもち)と技(わざ、ぎじゅつ)と体(からだ、たいりょく)です。
水泳のみならずすべての事柄に当てはまりますよね。まずは目標、目的の設定、動機づけ。その大きさに比例して
技術と体力は向上してくるものと考えます。
特に年少期は、このバランスが崩れないよう、指導者は注意すべきでしょう。例えば、トレーニング(体)がその子の目標
以上に過酷である(心を超えてしまっている)。上手になる(技)練習と体力向上(体)の練習のバランス。
逆にでっかい動機づけ(モチベーション)がある選手は、半端な練習ではへこたれない。となると、上達の道順は自然に見えて
来ますね。
年少期の順序はやはり、心→技→体と考えます。
みなさんが今までに、でっかい動機づけされたきっかけは?だれかの言葉?勝利?それとも悔しさ?

中高大学生につれ、体→心→技ともいわれますが、ハードトレーニングが強い精神力を生む。これも当然です。
指導対象年齢をしっかり見極めること。わからなければ、自分が対象者の年齢の時どんなこと考えてたか思い出しましょうね。
私?そらーサヨナラでしたね。

二つ目のトライアングルは、鍛(きたえること)食(たべること)休(やすむこと)のバランスです。
これは、よく分かりますよね。例えば合宿で練習量が倍になれば、普段よりしっかり食べ、しっかりケア・ストレッチと睡眠を
取らなければ体がつぶれますよね。反対に練習サボってばかりいて、食っちゃ寝〜では^^^^^^^^^(選手のあなた→ドキ)。
この3つは大きさのバランスのみならず、タイミングも指導しましょうね。間違ったら相撲取りにもなれますよ。

トレーニング 超回復とか、栄養 休養 トレーニングとかで検索してみましょう。面白いサイトがあれば教えてくださいね。
世の中で一番の学習方法の一つは人に伝えることだって(by社員の女の子に教わっちゃった)。そういえば昔々K-1サイト
でもいったことあるような・・。よう考えたら、伝えながら学習しているのは私だったのか〜。

そして、知(しること)。孫子、兵法とかで検索です。10月号でも言いましたが、競泳は戦いですからね、戦(いくさ)の学習も
必要。
彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一敗す。彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし。

というわけで3つと1つと3つのバランスを考えてがんばりましょう!

とは言うものの、バランス整いすぎたらわざとぐちゃぐちゃにしたくなるのはなんなんでしょうね。まーそれが「味」になるまで
極めましょう。

ちょっと休憩♪
最近欲しいCD:ホール&オーツ(カバー新譜)、ハルカリ(女の子二人組み)、ブランニューヘビーズ、青春の影 チューリップ
のカバーでなんとかオーケストラ。
今日車の中でガンガンにかけていたCD:ボレロ§^。^§いいんだよな〜。ちゃ〜んちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ〜って。

本日はこの辺まで。


11/9
ミーティングの大切さ(ミーティングのポイントは、受講者の”目の輝き”)
心技体〜で述べたように、成長の度合いは目標意識の高さによって変化します。底辺より頂点を見ているやつが伸びます。
そのきっかけは、指導者・保護者等周りの環境、そして本人の持っているものでしょうか。(持っている物を生かすもなくすも
あなたです)
指導者のみなさんはどんなミーティングを行ってますか?、選手の皆さんはどんなミーティングが好きですか?

この時期、指導者は自分の能力をいっぱいに使って色んな話しをしましょう。来年に向けての抱負、コーチとしての目標、
心技体知鍛食休を毎週一つずつ、4泳法について、トップ選手の泳ぎのビデオ鑑賞、最近読んだ面白い本、スイマガやコーチ
クリニックからお勉強。新しいストレッチの方法などなど、何ぼでもありますね。
プールサイドでは怖い〜コーチも時には同じ目線でね。きっとそのシーズンは良い結果が出るはずです。(by経験則)


ミーティング例を10月号でもリンクした、01.10月号から抜粋します。

ミーティングその1.
 *大切なこと。水泳から何を学ぶのか・・目的、目標。

 *コーチの考え
  一、可能性は無限大。 ニ、思いがすべてを創る。 三、感謝、謙虚、笑顔。
  
  私は、誰でも、いつからでも強くなれる。速くなりたいだけ速くなれると思います。
  思える選手は、とてつもなく速くなります。
  後天的な様々な要因(おもに大人の言葉がけ?)で思えない選手の固定観念を壊しましょうね。
  
  あと、勝つやつがやっぱり勝つんですよね。そんでもってそういう選手はある共通事項がR(アール)
  そのへんのヒントをちびっこたちへ、プレゼント^^。(後略)
 

なんて、偉そうでしょ。いいーんです。すべってもいい、一生懸命魂こめて話ししたら伝わるんです。氣ですよ、氣。
私のやっていたミーティングは関西系漫才ですがね。

「よーしやったるでー」ってみんなの目が”きらきら”するぐらいのミーティング目指してね。

たった今、K-1サイト3万アクセス達成!!これからもよろしくー\(~o~)/。

じゃー。

11/10
陸トレ(Dryland)。基礎体力の大切さ、陸上で体が動かせますか。

筆者が陸上での体作りが大切だと思い始めたのは、第1期生を指導する中で、故障者が出始めてきた頃だと記憶しております。
BとCグループで好成績で泳いでいた選手が中学になり腰痛を訴えるようになってからかな。それまでは、練習前にストレッチ、
水中終わって、はいサヨナラの練習パターンでした。短い練習時間を水中をできるだけ長くとの考えで、結局、体壊して泳げない、
なんて感じだったんでしょうね。
水中運動は通常はたいへん体にやさしい運動です。でも競技となるとそうは行かない。特に長時間、または超スピードで練習する
選手は体にたいへんな負担がかかります。速く泳ぐためにハードなトレーニングをする。ハードトレーニングから身を守るのが基礎
体力ですね。
水泳の選手は重力に耐えられず、長時間立つことも苦手(-_-;)。試合や遠征で電車やバスを待っているときも座り込んじゃうー。
まーあんまりかっこよくないよね。
海外に行ったら余計に思うのが、欧米人の姿勢の良さ。水泳選手でも猫背はほとんどいない。うーん、背筋力が違うんかな〜、
赤ちゃんのとき、うつ伏せ寝(今は危険だって言われてますね)させるからかなーとか、考えるわけです。
まーサッカー中田選手もイチロー選手も姿勢最高やけどね。

脱線しましたが、水泳選手として、夏場は水中中心になるでしょうから、今から冬にかけてしっかり陸上で体作りましょう。
競技力が上がること、故障が減ることにつながるでしょう。
ヒント
 腰周りをしっかり強化しましょう。水中で一番強化できない箇所かな。強い腹回りはコルセット代わりですー。
 インナーマッスル(?は検索勉強)を動かして、大きな筋肉とバランスを取りましょう。泳ぎも良くなります。
 走ったり、ゲームしたり、汗をかくことをしましょう(思い出しましょう?)。夏場に強い選手になるよ。
 まずは自分の体重ってのが基本ですね。マシンは大きくなるまで必要ないでしょ。
 スタビライゼーションって検索して勉強してね(簡単&効果抜群)。
 最近はキッズに対しての陸トレ方法なんかもサイトにいっぱいあるから検索して勉強しましょう。
 ジュニアハイ・アスリートHP クレーマージャパンHP

こんな感じ〜♪ またまた陸トレ例です。

2001.10-11	DRY LAND(陸上トレーニング)週間プログラム、下記にて予定。(数字はmin)
Work Style	        目的	SUN	MON	TUE	WED	THU	FRI	SAT
Stretch(&Inner tube)	柔軟性、ケア	0-15	0-15	0-15	0-30	0-15	0-15	OFF
Stabilization training	体幹、バランス	15-30	30-60			30-60		OFF
Outer Tube    	筋力強化				15-30	60-90		15-30	OFF
Run	         心肺能力、下半身	30-60			30-60			OFF
Ball	         筋力強化、柔軟性		15-30			15-30		OFF
Dumbbell	            筋力強化				30-60			30-60	OFF
sunss.com	            強化部位		脚部	胴部	胸部	全身	胴部	腕部	OFF

1週間で、いろんな部位がバランスよく鍛えられるよう、行っていきます。
*中高生対象、チビ選は、変更あり。


目指すは、1時間陸トレやって、水中2〜2.5時間泳いで、それから30分ケア&アイシングでしょ。
ジュニア期はその半分の時間でいいかな。

別角度で考えます。
先日、シンクロの井村先生の講演をお聞きしたんですが(2回目、内容最高!10ページノートしてます)、シンクロの選手は、
長い距離を歩かせたり、ランニングさせたりは一切しないんだって(@_@)。

某高校のISD大先生(競泳)も一切陸トレさせてなかったな〜。いらない筋肉はいらないって。泳ぐ筋肉は水中でつけるって。
ってことでいろんな考え、ポリシーがあるんですね。

基礎体力って、陸上だけでなく、水中での個人メドレーやクロール、キックやプルも基礎体力だよね、その辺の蓄えってのが
実は専門種目に生きてくるんですよね。この辺は続きで・・。

じゃーみなさんのポリシーも教えてください。

11/15

資格を取ろう!
指導者の資格は、色々あります。資格と指導力は関係ない。とも言えますが、これから競泳を極めたい!というコーチは
今から準備をしましょう。
お勧めの資格は、やはり日本体育協会・日本水泳連盟公認コーチです。→CLICK 日本体育協会資格情報
色んな団体、競技で共通科目を受講し、合格者は各自の競技の勉強をします。
競泳の場合、C級コーチを取った後、決められた指導年数と、一定の基準レベルの競技者育成実績により、B級→A級の
受講資格が得られます。で受講〜テスト合格で資格取得となります。

なぜ取得すべきかというと、遠征やオリンピックの代表コーチに選ばれるには遠征→B級以上、オリンピック→A級以上
(だったと思う)が必要だからです。
遠征代表ほど、コーチ冥利につきるものはありません。いつか来るその日まで、今から準備をしましょう!
また、その長い講習の期間で、人脈の輪がおーきく広がりますし、好きなことだからマジで勉強になります(居眠りなんか
したことはありま・・)。

ちなみに、筆者がA級を受講したときは、講師もオリンピックコーチなら受講者もオリンピックコーチでした(@_@)。
取得当時は35歳のおっさんでも年齢制限ギリギリの最年少。

筆者の最初のきっかけは入社したときのヘッドコーチが、「とにかく取っておけ」というので、わけの分からないままC級を取った
ことからです。
残念ながら一番頂点の大会には「まだ」いったことがありませんが、おじいさんになるまでの楽しみにおいときますね。

もう一つ取るなら、
最近はスポーツクラブのお仕事が多い中、常々必要だな〜と考えるのが、健康運動指導士の資格です。今後、クラブ運営で
医療関係と提携なんかも視野に入れていく場合は必需ですね。勉強しようかな〜、なーんてね。

では、皆さん、現場でのお勉強と理論武装も忘れずにね。基本はこれだけどね。

そんじゃーまた。

11/18
大尊敬する、太田ちゃん@枚方SSのホムペです。いやーかっこいいなー、みんなもこんなコーチになろう!

11/25
出会いは不思議、でも必然。

ご無沙汰〜。
太田ちゃんのサイト、レアな写真がいっぱいでえーですねー。

何を隠そう、中西選手@枚方SSは96年にトリシリーズってAUSとNZとJPNのジュニアでレースをしよう!という遠征(AUS〜NZ)で
いっしょだったのね。で4年後にシドニーいったのが、中西選手だったんですー。
そのときのヘッドコーチである、群馬のKMD大先生が、またまた今回04~05ジュニアパンパックのヘッドコーチ〜で、吉村を連れて
行ってくれます。そーいうー風に世の中はつながってるんですね(T_T)。←なんで泣くねん(感動しているから・・・?)
私は連れて行ってくれません(T_T)。←冗談です。

何年後先になるかはわかりませんが、このK-1サイト見てくれている、全国のコーチの皆さんといっしょに行けるときが来れば
よろしくねー。

前も言ったことあるけど、世の中って、なんかほんとバックツーザフューチャ−みたいだと思いませんか。「あの時があるから今が
ある」とか、「あの時にもしかして、違う決断してたら・・・」とかね。

指導者と選手なんかが出会うのも偶然のようで、やはり必然だと思います。「出会うべくして出会った。」もしくは、「まだまだ力量が
足らないから現状なんだとか。」とかね。

某衣笠君が某(元)山野井さんといっしょになったのもすごいよね。出会いはね、彼が中3、彼女が高2?でサンに練習に来たときー。
もうすぐ生まれる赤ちゃんがスーパースイマーで、15年後ぐらいに「嶋谷コーチ是非指導してください」とか言われないかな〜(笑)。

仕事なんかもそうでしょうね。自分の力量に合っただけの仕事がちゃんと来る。忙しい人のところに仕事が来たり、選手指導をやるべき
人のところに選手も集まっていくんでしょうね。

勝負の世界や、世の中の流れを創るのも、個々の気持ちの強さかもしれません。
夢に向かって、「絶対・・・・する。」と断言して、行動していきましょう!きっと思い描いた世界になるでしょう。

あかんかったら?そのときはそのとき、また考えたらいーんじゃない。

こんな言葉知ってますか。(解説はネットから引っ張ってきました。皆さんも調べてください。)
シンクロニシティ」とは、意味のある不思議な偶然の一致のことです。ユングの提唱したこの現象は、科学で証明することは難しい
ですが、誰にでも起こりうるごく当たり前の現象ともいえます。
だって。

よくわからん世界のことの本も昔よく読みましたよ〜(コワー?)

まー基本はこれでしょ。

じゃー本日はこの辺で。

いそがBだけど常に楽しい、拙者、じゃなく筆者(笑)でした。

12/26
・グッドストロークの大切さ(1週間で1種目づつ矯正、ジュニアに専門種目は必要か)
筆者は元来、 完璧なストロークで25mを最大スピードで泳ぐことを目標とするスプリンターコーチでした。
色んなことを経験し、