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2005年度主要大会結果サイト


今月の目標→「時々更新」

8/29更新
いやー今月はよく更新したなー(って自分で言うなよ)

全中も終了し、全国JOC真っ最中ですね。筆者は結果サイト でラップやゴールタイム見て
頭の中で応援してますー?
ブロードバンドで大会中継とかって後何年かかるんでしょうね。技術的には楽勝なんでしょうが・・

そこにねー各水泳関係のバナーとか張って、ただ今の水着はこちらで購入をとか・・・
アイデアだけはなんぼでもあるんですがー技術がでねー^^;

というわけで、全国JOCで勉強すること「経験則」。今頃言っても誰も見てません?まー独り言。

筆者の全国JOCコーチデビューは’90年ぐらいですかね。東京SCと代々木オリンピックプールの時。
当時はドヒャーってぐらい、人数にも速さにも泳ぎにもびっくりしましたが、ここで勝ちたいって最初に
まず思いましたね。それが若いときの筆者のモチベーションだったのかなー。

ま、そんなことは置いといて。

全国JOCで勉強することー「経験則」

自チーム編
1.移動〜宿泊時に戦いは始まっていると心得ましょう。
2.努力してきたことが100%出せるように選手のバックアップをしましょう。
3.指導者の言葉がけ、立ち居振る舞いが結果に結びつくと心得ましょう。
4.プレッシャーは選手にではなく、自分にかけましょう。
5.各選手の年齢・レベルに応じたコーチングを心がけましょう。
6.複数で来ている場合、年長さんにサブ的な役割を与えましょう。
7.社会のルールも教えましょう。
8.結果は常に成長への過程であることを指導しましょう。

トップレベルから学習編
1.各レベルのトップ選手の泳ぎを観察しましょう。
2.      ”        ウォーミングアップを観察しましょう。
3.      ”        体型をよく観察しましょう。
4.      ”        指導者のコーチングを観察しましょう。
5.      ”        出場種目をよく観察しましょう。
6.      ”        前後の大会(IH、全中、国体)の結果も追いましょう。
7.      ”        成長の過程も追いましょう。
8.      ”       に、いつか勝負するぞ、と心に決めましょう。
   
以上、筆者の独り言でした。

See you SEP!


8/22更新
というわけで、インターハイ終了しましたね。皆さんのチームは好成績で終えられましたか〜。
元K-1のUスケ選手(小野工)は1500で16分2秒のベストで5位入賞!良くがんばりました。
&太子で中学まで泳いでいた田中選手(市川高校)も200BRで2分17秒で2位!!スゲー(excellent!)

というわけで昨日から全国中学ですね。サン網干の選手コース在籍の3名(宇田、原、西岡)がメンバー
でがんばっている朝日中学も400MRで予選7位で本日決勝〜。がんばってー

全中終われば全国JOCですね。このIH/全中後の全国JOCも色々波乱がありますよね〜。
全中優勝者がありゃりゃってことも身にしみてありますしー(@_@)、IH/全中からジャンプアップの選手もね。

まー本当に強い選手は、国体までしっかりまとめてくる。気合入れてシーズン乗り切りましょう。

ジュニア時代のモチベーションを高めるために効果的な方法として、自分が同世代の中でどの位置にいるの
かってことを把握することがあげられます。
全国JOCや全国中学の同学年で自分が何番なのか、同学年・同年齢のトップとどれくらい差があるのか、
ってことですね。全国大会だから遅くても20番ぐらいにいるでしょ、ちょっとトレーニング積んでたら10番台
決勝レベルだと、決勝進出者中、同学年で何位につけているのかってことわかると、結構明確に目標もてますね。
よーし、来年は何秒上げたら誰々に勝てるぞ、とか・・
来シーズンに向けて、漠然にスタート切るか、明確な目標を持ちスタートを切るか、この差は大きいでっす。

ところで、元野球小僧、野球肘でリタイヤした筆者は、高校野球もよく見ました。
大阪桐蔭の150kmオーバー辻内投手すごいよねー。でちょっと見方が違うんやけど、連投連投で
準決勝の5回ぐらいまでスピード出てなかったけど、いきなり試合後半150kmで投げられるやん。
それって、なんかめっちゃハードトレーニング中の競泳選手みたいー、とか思いません?
阪神のJFK(ウイリアムス、藤川、久保田)もやっぱ連投のときと中2日のときの球威って違うなーとかね。

水泳以外のスポーツでも、運動特性や年齢からトレーニングや調整のヒントたくさんあるよなーって
視点で見ることも面白いですね。
わたしゃ最近ジムでマシンを始めました。そらーおっさんが回復するには10日はかかりますね〜♪

ほなまたよろしゅー

8/16更新
経験則「テーパー期から試合期間中の食事」について
はーい♪

いよいよ明日からインターハイ!私は行きませんが〜がんばってね。結果は2005年度主要大会結果サイト
からどぞ。

調整期間に入ってきたらエネルギーを蓄える食事に徐々に変えて行きます。よく聞くのが
カーボローディング かな。グーグルの検索サイトなんで色々探してお勉強を。簡単に言うと、
主食を中心に炭水化物をしっかり摂りましょうってやつね。という理屈も大事ですが、選手本人の
感覚も大事ですよね。予備知識として保護者や選手本人にも把握させ、その上で好きなもんバランス
良く摂りましょうって感じでいいでしょう。

極めてくれば自然と勉強しますし、”まだまだ出来てない=まだまだ可能性”ってとらえ方でいいのでは。

とは言え、特にディスサンサーには、このエネルギー満タン作戦とヘモグロビン満タン作戦は大きな
課題となりますね。ヘモグロビン増量作戦は時間がかかるから今は触れませんが〜、トップ目指すためには
この2つが、練習と同じぐらい大切になってきます。
炭水化物食とは、おにぎりやパスタ、パン、芋の主食を中心に摂ること。&果物や100%ジュース摂取も
蓄える手助けになりますとかってことは、ある程度は教えていきましょうね。

K−1はどうしてたかって?試合まではなんちゃって炭水化物摂取作戦。試合期間に入ってからは、
そらー、お好み焼きは食べるわー焼肉は食べるわーで、常識より勢いで戦ってました^^。
初期K−1では、勝ったらおごったる作戦でしたね。関東のお好み焼き屋さんでは、”もんじゃ”知らないから
焼いてもらったりしてー。

ちょっとまともになって”力うどん”や”にんにくパスタ”かな。

実際のコーチングとしていうと、例えば女子選手がちゃんと必要なものを必要なだけ食べて体重も管理できて
いるとか、男子のスプリンターが連戦を戦うとガンガン体重が落ちてくるとか、・・人並みはずれた力を発揮
できる奴とか、した時ってのは、マジかよってぐらいエネルギーを消耗するんですよね。そんなこんなを把握
した上で、チームとして”戦う勢い”を食事のときに作れるかどうかでしょうかね。

がんじがらめは面白くない。面白くないことに若いやつはついて来ない。byドラゴン桜

夏ということで考えると、アウトプールなんているだけで体力消耗しますよね、普段の水分補給も大切ですが
レースが終われば出来るだけ早く栄養と水分補給も必需。最近はゼリーでの栄養が簡単に取れますが、
バナナやオレンジジュースなんかもOK.クエン酸 ブドウ糖 レース とかで検索すればほーらこんなに勉強
できますー。

&緑茶ってのが、やっぱいいと思います。カテキン効果で”うがい”にも使えるしね。

まーそんなこんなで、ちょっとない?雰囲気重視のテーパー期から試合期間中の食事についてでしたー。

GOOD LUCK!



8/13更新
経験則「テーパー期の練習メニューの組み立て方」について

今週はスクールがお盆休みで、各チームとも合宿や最終強化もしくは調整に余念がない時期です
ね〜。
今日はテーパー期の練習メニューについての経験則でっす。

結論から言ってテーパー期の練習メニューの組み立て方は試合当日、当週のシミュレーション
(予行演習)になります。
皆さんは試合当日のウォーミングアップやクールダウンを指示するタイプですか。それとも選手
個人の感覚に任すタイプですか〜。

筆者K−1チームでは、初期男子高校生チームの時は好きにやって頂戴方式、後期女子中高生
チームの時は当日予選決勝直前までメニュー組みまっせ方式でした。

どちらがいいか悪いかは賛否両論ありますが、ジュニア期に調整期間の練習や試合当日の指示
をコーチがしっかり行い、中学高校では本人の感覚に任せていく方がいいでしょうね。その中で、
「練習ノート」なんかに残していって指導者と選手個人とがよりよいW−UPやC−DOWNを目指す
していけばいいでしょう。

さてさてテーパー期の練習ですが、筆者の場合、目標とする試合期間全体の流れから1ヶ月ぐらい
かけリズムを作って行き、それから3週前〜2週前のハード練習(もしくは予選会)を乗り越え最終
調整に入っていきます。
その最終調整の1回の練習メニューが試合当日のW−UPからレース〜RECまでのシミュレーション
となります。大きくとらえたらその日一日は前回書いたように、試合当日と出来るだけ同じ時間やリズ
ムにもって行きます。

と、ここまで書いてようやく1回の練習メニューになるのですが、基本的には、メインセット(=各人の
レースのシミュレーション)までに何分もしくは何mどんなことをして体を目覚めさせるかってことです。
何mだけにこだわると当日のW−UPが混んでいてその距離が泳げないって良くあることなんで、
ジュニア期にはその辺も教えていきましょう。

で、テーパーとは基本的には、練習量・練習強度を減らしていくことで力を蓄え試合に備えること、と
考えると、アップしてメインセット泳いで、それから練習量を調整するためにドリルやフォーム練習を
入れていきます。

トップ選手には試合当日500mでアップOKの選手も入れば、3km泳ぐ必要のある選手もいます。
個人個人の特性を見極め一人ひとりにあったやり方を選手と探っていきましょう。


&もひとついうと、試合当日の予選決勝のアップ〜ダウンまでの全体量の把握も重要です。その全体
量はテーパー期の練習量の一つの目安になりますのでー。

スプリント系の試合期参考→99.3短水路高校新 うーんまともな練習量だ。
ディスタンス系の試合期参考→01.8全中制覇  うーん無茶やってたようだ・・・(@_@)

じゃーがんばってねー

8/11更新
経験則「テーパー期の生活リズム」について

ちわー
前回更新で誤字見つけたからついでに更新しますー(動機不純(~_~)

今までにもK−1サイトで書いたことありますが、目標大会が近づいてきたら、試合当日
もしくは当週の活動パターンに当てはめて生活をするように選手へ伝えていきましょう。

試合日のスケジュールとは、起床/食事〜移動/アップ〜予選/食事休憩/アップ〜決勝/ダウン
/翌日って感じでしょうか。
当然体がバシバシに動かさなければならない時間=予選と決勝の時間ってことになります。
そうするためには、ある程度の日数をかけて本レースの時間に動く体を作る必要があります。

今は選手も夏休みで朝練等で「朝体が動かん」っていうことは無いでしょうが、通常スイミング
育ちは18時〜20時に動くリズムが出来ちゃってるんですね〜。
特に決勝に残れるかどうかっていう選手は、朝一番に体調がピークに来るようにすることが
「ファイナリスト」になるポイントでーす。
例えば、早朝起きて体操してから勉強し食事させるとか。決勝の時間にプールの都合で泳げない
ならその時間は陸上で体動かすとか。

以上のことを選手に意識させること、保護者にもある程度(監視状態はだめよ〜)伝えておくこと
でしょうね。

朝体が動くには4時間かかると言われます。実際自分はどうなのか、出場選手はどうなのか
考え、一日のリズムを作りましょう。
9時レース開始なら5時までに起床、じゃ前日は何時に就寝なのか、K−1選手には非常に
厳しく言ってましたよ。だから大きな大会で遅くまで起きているやつは、サヨナラですね。

K−1サイトらしく、もひとつ突っ込んでいうと、プレッシャーで寝られなかったってのは別にいいんです。
オリンピックで一睡もしないでメダル取ったって話しはよく聞きます。強い選手は図太い。
そんなことも伝えておくと「おれは寝られなかった」っていう言い訳する選手はいなくなりますからー。
うーん「経験則」

じゃ続きはまったねー(誤字脱字連絡してねーついでに更新するから〜(@_@)

次回予告*テーパー期の練習メニュー、食事について
       K−1メニューで気合の入った大会前のメニュー探して予習しておいてね〜
       ・・・ってお勉強チックにするのは止めておきましょう^^。皆さんのパターンも教えてねー

ほなまたよろしゅうー



8/6更新
久々経験則「テーパーについて

予選会終了! 

皆さん結果はどうでしたか?余裕で全国〜な選手も、惜しくも0.・・秒足らず・・・の選手も
「常にこれから」ですーがんばってください。

予選会の結果から選手やチームの目標修正して、いよいよメインの大会に向けての準備が
始まっていると思いますが、インターハイ・全中ピーク組みは今週がヤマ場ですかね。
全国JOC目標のジュニア選手はお盆いっぱいまでが強化に当たるぐらいですねー。

十分な計画を組んできたチームの場合、当然個人差はあるでしょうが、私の「経験則」からも
本レースの約2週間前の週をどうやって鍛えるかが一つのポイントでした。

テーパー(調整)期間は体の回復の仕組みや練習強度等から考えると、

調整期間    短      →       長
年齢      ジュニア    シニア
タイプ      長距離    短距離 
練習形態  イージー    ハード
目標大会  予選会         本大会

となりますね。後期K−1では練習形態はハードでも調整期間は「短」でしたが^^;
上記の大原則?をふまえて、どう個別スケジュールを組めるかがコーチングなんですよね〜。

予選会終了後、結果から考えて疲労が蓄積されてるのか、予選会が理想的な強化練習と
なり得たのか、言い方変えると「通過点かピーク」かの見極めが必要になってきます。
&心的モチベーションはどうなのか、個別にしっかりと話しが出来たのかも重要なポイント
ですよね。
で、そんなこんなで本番の14日前から7日前に当たる1週間がポイントとなります。

もう一発ガシガシに攻める練習をすべきか、一歩引いてジェントルな練習をすべきか・・・
これはもう「勘と経験」です。勘とは経験の積み重ねからひらめくもんなんですね〜。

下記中山さんの本面白いですよ・・アマゾンちゃんで検索ね。
「カンの構造」(中山正和著)によれば,記憶された断片的な関連情報を,瞬時にして関連
づけて,体系的に繋げる能力といえるだろう。記憶には,論理的につながった線形の記憶と,
それに付随する多くの周辺記憶があり,この周辺の記憶が有機的につながったときに,カンが
働いた状態になり、優れた発想に結びつくとされる。

難しいことは置いといて〜

この期間にも当てはまる重要なことは、心技体知鍛食休 で考えるとわかり易いです。
心*どんな気持ちで目標に向かう準備が出来ているのか
技*個人の最高の泳ぎに近づいているのか
体*体調はどうなのか
知*自分のいる位置ライバルの把握はどうか
鍛食休*トレーニングと食事と休息のバランスは理想か

おまけに言っておくと今の時期に必要なんは、長所を褒めて伸ばしてやることでしょうね。
良くないとこなんか、シーズンオフに克服すべき課題で、いまさらガタガタいっても不安要素
あおるだけ、それより、個人のえーところおおいに伸ばしてあげましょう!!と反省的経験則。

例えばこの辺の選手個々の把握に役立ってくれるのが「練習ノート」です。
皆さんのチームでは有効に使ってますか〜。
選手にとって、コーチの書く言葉の一つ一つがでっかいやる気につながるってことを
忘れてないでね。
&書いた言葉はずーと残るってことも忘れてはいけませんよね。
なかなか面と向かっていえないことも「練習ノート」ではお互い言いやすいしね。
筆者のひめくりカレンダーも「練習ノート」からたくさん生まれましたのよ。

じゃそんなとこで久々経験則でした。

PS:世界水泳良かったですね〜、参加している選手でいっしょに遠征行った選手数えたら
8人いましたー。逆に考えるとジュニア遠征から5年後ぐらいにA代表にたくさん入ってくるんやなー
ってこと。
その辺も長期スケジュールの参考に・・・・なるかー(^^♪

PS:最近買ったCD♪
Def Tech      (日本人とハワイ人のデゥオ)かっこえーー
ライチャスブラザーズ(今から聞く〜)

Def Techってところが、こーなんていうかナウいっていうか無理してるでしょ(@_@)。
自家用車HDDに録音した筆者コレクションはサン加西のジムで聞けます〜

PS:ドラゴン桜はやっぱ面白い。
もしかしてほんまにできるんちゃう(本当に出来るのでないか)ってとこから何でもスタート
ですよね。

よーしがんばるぞー
(って主語がないけどほまなたよろしゅう^^)